2018年10月18日(木曜日)
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安倍晋三自民党総裁・新年仕事始め挨拶

新年仕事始め乾杯後、出席議員からの写真撮影に応じる安倍晋三自民党総裁(Photo/松原 久)

5日、自民党本部で行われた、「新年仕事始め」における、安倍晋三総裁の発言を掲載する。

「皆様あけましておめでとうございます。

年末年始、大変忙しく過ごしておられたと思いますが、今日、この仕事始め、皆様のお姿爽やかですね。私も爽やかに(仕事始めを)迎えることができました。それもやはり、無事に総選挙を終えて、新年を迎えることができたからだと思います。

昨年の総選挙は、皆さんの獅子奮迅の活躍によって、比例においても、また、選挙区においても、私が総裁として戦った、3回の総選挙の中で、最も多くの票を獲得することができました。それはつまり、最も大きな責任を私達が背負ったという事であります。決して勝利に驕ることなく、緊張感を持って進んでいきたい、こう思います。

今年は、戊戌(つちのえいぬ)の年であります。60年前、昭和33年は、東京タワーが完成した年、つまり、高度経済成長の幕明けを告げ、人々に希望を与えた年と言ってもいいだろうと思います。当時私は4歳、日本が世界一のタワーを作ったと、なんとなくウキウキした。そんなことを、今、思い出しています。

東京タワーは、その3年前まで争っていた、自由党と民主党が合同して、安定した政治基盤の上に、しっかりとした経済政策を前に進めていった結果、その経済成功の象徴として完成したわけであります。

同時に、私達は何故合同したのか。その理由の一つは、もちろん経済を成長させる。もう一つは、占領時代に作られた、憲法はじめ様々な仕組みを、安定した政治基盤の中で変えていくことであります。あれから60年余が経過し、意味合いは変わりましたが、時代に対応した国の姿、理想の形を、しっかり考え議論していくことは、私達の歴史的使命ではないか。このように思う次第でございます。

犬は、見る力は人間より劣りますが、嗅覚は(人間の)1億倍、そして聴覚は、(人間より)はるかに力強いものがあるということであります。目の前の出来事に右往左往することなく、未来の道筋を嗅覚によって嗅ぎ分け、そして、大きな声にかき消されがちな、声なき声にしっかり耳を傾けながら進んでいきたい。こう思っております。

昨年は酉年(とりどし)。『申酉(さるとり)騒ぐ』確かに騒がしい年でありましたが、その次があります。『戌笑う』。今年は、笑顔あふれる一年間にしていきたいと思います。そのためにも、来るべき通常国会において、昨年、私達が選挙を通じてお約束したことを、一つ一つ実行していくことに全力を傾注していかなければならない。このように思っております。

皆様にとりまして、本年が素晴らしい年になりますことをご祈念いたしまして、私の御挨拶とさせていただきたいと思います」