2019年10月20日(日曜日)
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【なるほど納得政経塾】㊲ 「ハイテク企業の技術革新戦略」  経済学博士 小山和伸(神奈川大学経済学部教授)

 前回は予定を変更して北方領土問題を論じたが、今回は前々回に続いて、ルーマニアのシビュー大学における2コマ目の講演内容を紹介する。2コマ目の講義は、日本のハイテク企業の技術革新の戦略について説明した。

 第一に技術革新とは、研究・開発・製造・販売を通じて、市場で受け入れられて普及し、社会に大きな変革をもたらすものを意味している。従って、技術革新とは単なる発明ではないし、また単なる新製品でもない。端的な例を挙げるならば、電気や鉄道、自動車などが技術革新の典型的な姿である。

 さて第二には、こうした技術革新の時代背景について考えてみなければならない。技術革新が世の中に変革をもたらしてきたことは、太古の昔から見られた現象に違いない。例えば火おこしの技術とか、火薬、車、船などの技術が、世の中を大きく変化させてきた。

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