2017年12月18日(月曜日)
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日本への回帰 万世一系の天皇6   展転社編集長 荒岩宏奨

日本への回帰
万世一系の天皇6
 
展転社編集長 荒岩宏奨
 

鈴木首相の言葉
 
 昭和二十年八月十四日、御前会議を終えたあと、阿南惟幾(あなみこれちか)陸軍大臣は鈴木貫太郎首相のもとを訪れ「終戦についての議論が起こりまして以来、私は陸軍の意見を代表し強硬な意見ばかり言い、お助けしなければならないはずの総理に対し、いろいろご迷惑をかけてしまいました。ここに慎んでお詫びいたします。ですが、これも国と陛下を思ってのことで、他意はございませんことをご理解ください」と述べた。
 鈴木首相は「阿南さんのお気持ちは最初からわかっていました。それもこれも、みんな国を思う情熱から出てきたことです。しかし阿南さん、私はこの国と皇室の未来に対し、それほどの悲観はしておりません。我が国は復興し、皇室はきっと護持されます。陛下は常に神をお祭りしていますからね。日本はかならず再建に成功します」と返答した。阿南大臣は「私もそう思います」とうなずいて、辞去したという。鈴木首相は迫水久常に「阿南君は暇乞い(いとまごい)に来たんだね」とつぶやいた。そして翌十五日早朝、阿南陸相は切腹して自決したのである。
 阿南陸相は鈴木首相の言葉を聞いて、国体護持を確信して自刃することができたのではないだろうか。阿南が国体の護持を確信した鈴木の言葉は「陛下は常に神をお祭りしていますからね。日本はかならず再建に成功します」であろう。鈴木首相の言葉の通り、天皇陛下が常に神をお祭りしているかぎり、日本の再建は可能なのである。国体とは天皇のお祭りが不可欠であり、お祭りこそが天皇の御本質だからである。

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