2017年08月18日(金曜日)
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マリの喫茶室(4) 当世自転車事情

マリの喫茶室(4) 当世自転車事情
 

【駐車場より駐輪場】
 
今、横浜市の新築マンションに住んでいるが、入居当初から、問題となっているのが、マンション内の駐輪場不足である。
初年度から運悪く抽選で管理組合の役員になってしまったので、駐輪場不足問題に早速立ち向かうことになってしまった。
駐輪場には上段置き場・下段置き場があるが、当然、上段は不人気である。しかも、最近は、若いお母さんたちは、皆な幼児用座席付の電動アシスト付自転車に乗っているが、電動アシスト自転車は、重量オーバーで上段に乗らない。現状、下段が満杯なので、電動自転車を買っても置く場所がない。このため、不満が出た。
公平な駐輪場利用のため、管理組合でアンケートをとったところ、下段は電動アシスト自転車を優先しろとか、子どもや高齢者は自転車を上に持ち上げられないので、上段は無理、皆色々事情をいえばきりがないので下段は1住戸1台に制限すべし、など色々意見が出た。
また、上段に置くのが面倒なのか、勝手に共用廊下に自転車を置く人も複数名出てきた。
 
一方、駐車場は余っている。設置率5割を下回っているのにもかかわらず。若いファミリーが多く、比較的駅に近いこともあるとは思うが、車離れを身をもって感じた。
ひと昔前までは、マンションの駐車場不足が問題となっており、駐車場設置率100%が売りのマンションもあったのに。
この話を、マンション暮らしの知人にしたところ、みな同じような事情であることが分かった。
 
知人A 駐車場が余っているので、値下げしようとしたが、マンションの管理組合の総会で否決された。、次の年、2台目から値下げすることで決着したが、駐車場は余ったままである。
 
知人B 駐車場は余っていて、一方、駐輪場からは自転車があふれかえっている。このため、機械式駐車場が老朽化し大規模修繕が必要な時期をとらえ、駐車場を減らし、自転車置き場に転用する案を管理組合の総会に提出したが、駐車場撤去のお金がかかるという理由で、否決されてしまった。結局、機械式駐車場は老朽化したまま、駐輪場からは自転車がはみ出している状態が放置されている。
 
知人C 駐輪場不足から、共用廊下に自転車を置く人が増えたため、やむをえず、管理組合は、利用料をとることで、共用廊下に自転車を置くことを認め、駐輪場利用者との公平性を図ることとした。
 
【自転車の危険運転】
 
自転車が増えてくると、自転車が加害者となる交通事故も増えている。
平成25年、小学校5年生の少年と歩行者の衝突事故を巡る損害賠償訴訟で、神戸地裁が、少年の母親に約9500万円の高額賠償を命じ、世間を驚かせた。
正面衝突だし、相手の女性が重度の障害を負ってしまったのだから、妥当な判決ではあるが、保険にでも入っていなければとても払えない額だろうと思う。
この事件で、自転車は加害者になるという意識が広がり、自転車賠償保険が普及したという。
 
平成27年6月には、道路交通法が改正され、自転車の危険運転14項目が指定された。自転車の危険運転で事故をおこせば、罪も重くなる。
危険運転の中で、一番多いのが信号無視、次が遮断踏切立ち入り、3番目がスマホのながら運転などの安全運転義務違反だそうだ。飲酒運転や雨の日の傘さし運転、無灯火運転など、日常の不注意が危険運転になる。
 
自転車も交通ルールを守るべき、当たり前のことが疎かになっていたのだから、まあ、当然なのだろう。
私も常的に自転車に乗るので、気をつけなければと思う。もちろん保険には入っている。
保険も色々で、見舞金程度の保険から、車の任意保険並み(示談交渉付き対人賠償無制限)のものまで幅広い。
無保険で事故の加害者になったら、自宅を売って、自己破産をしても賠償金が払えない、ということになりかねない。
皆さんも、万が一の事故の場合、自分を守り、被害者への賠償責任を果たすため、自転車保険には入りましょう!
 
最近は、サイクリングロードや、自転車専用レーンが整備されたり、観光用のレンタサイクルなど、自転車は街歩きの主役になりつつある。
自転車はルールを守って楽しく乗りたいものです。
 

(画:警視庁ホームページより)