【資料】平成28年8月24日自民・北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部配布資料

24日、自民党本部で開催された、北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部の配布資料を、やまと新聞会員向けに公開する。

会議では、24日午前に北朝鮮の潜水艦が、我が国防空識別圏内に弾道ミサイルを撃ち込んだ事案について、関係省庁からの説明と、質疑応答が行われた。

資料によると、24日5時29分頃、北朝鮮は、同国東岸の新浦(シンポ)付近から、1発の弾道ミサイルを東北東方向に発射した。

発射された弾道ミサイルは、約500km飛翔し、日本海上に落下したものと推定される。

これまでの北朝鮮の弾道ミサイル開発動向、発射地点が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)を搭載する潜水艦の配備基地付近であることなどの関連情報を総合的に勘案すると、今回、発射された弾道ミサイルは、SLBMであると考えられる。

北朝鮮のSLBM発射実績を見てみると、平成15年5月、朝鮮中央通信は、SLBM水中試験発射成功を発表、このときの実際の飛翔距離は100m程度とされている。

その後、発射失敗などがあったものの、平成16年4月、SLBM発射実験に成功し、30km程度飛翔されたとされている(韓国合同参謀本部発表)。

この経過を見れば、北朝鮮のSLBMの能力は着実に上がってきており、我が国の安全保障に関する深刻な脅威となりつつあることがわかる。

平成28年に入ってから、北朝鮮による挑発事案は17回に上っており、内訳を見ると、核実験1回、短距離ミサイルの発射4回、弾道ミサイルの発射12回となっている。

今回の北朝鮮のSLBM発射を受けて、外務省は、北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議、国連安保理メンバーとして、米国や韓国をはじめとする関係国と緊密に連携して、安保理での適時・適切な対応を求める等の対応をするとしているが、これまでの挑発事案と同様の内容であり、北朝鮮の挑発がエスカレートしている実態から見ると、外務省の対応は成果を出しているとはとても言えない状況だ。

 

平成28年8月24日自民・北朝鮮核実験・ミサイル問題対策本部配布資料内訳

【防衛省】

北朝鮮による弾道ミサイルの発射について

過去の(北朝鮮による)SLBM発射実績

2016年に行われた北朝鮮による挑発事案

北朝鮮が保有する弾道ミサイル

【内閣官房】

おしらせ(北朝鮮による弾道ミサイル発射)

【外務省】

北朝鮮による潜水艦発射弾道ミサイルの発射を受けた対応

 

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