2018年08月16日(木曜日)
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無料で楽しむ永田町・霞が関(2)

 国会から国会図書館、憲政記念館へと、前回までは永田町見学の定番コースを紹介した。国会議事堂正門を右手に通り過ぎ桜田門へ。目の前にはテレビでもよく登場する警視庁の建物がそびえ立っている。真正面の桜田通りからは霞ヶ関、官庁街に入る。
 
●午後からは霞ヶ関コースへ
右手には警視庁に続き総務省の建物が、左手には赤レンガ造りの法務省に続き東京地裁の建物が現れる。そこを通り過ぎると、左側ブロックに農林水産省が現れる。このブロックを左に曲がり、北側玄関から一般市民に開放されている省内の食堂「手しごとや 咲くら」へ。一番人気のイワシ鯨ステーキ膳をはじめ鯨料理がずらり。国産食品を推奨している農水省もイチ押しの味で、他省庁からも足繁く通う職員が多いとのこと。蕎麦屋「日豊庵」も一般開放されており、「咲くら」と人気を二分している。
 
■■「14時半の閉店間際まで来客が絶えない「咲くら」の食堂」■■
 
 おなか一杯になったら、天気の良い昼間なら真向いの日比谷公園で少し休憩がおススメ。ベンチで寛ぐも良し、池や噴水を見ながら散策するも良し。都会の贅沢なオアシスだ。最近は、テレビ東京の番組『池の水ぜんぶ抜く』で池の底から佐賀藩江戸上屋敷の軒丸瓦と軒平瓦の破片が発見され、佐賀城本丸歴史館で特別展示された。
 
 再び皇居のお堀が見えたら、左手に曲がって先ほど通り過ぎた法務省へ。官庁の中でも赤レンガ造りでひときわ異彩を放つ法務省のブロックは、三権の一つ「司法」を司るだけあって、最高検や東京地検、東京地裁・高裁の建物が広大な敷地内に分散されている。
 
法務省の正門から一般見学できる。2階の法務史料展示室が平日午前10時から午後6時まで開放されていて、歴史的資料も数多く展示されている。地方検察庁を舞台にしたドラマ「HERO」のパネルも置いてある。2階テラスからは皇居のお堀を真正面にして眺望を楽しめる。
 
■■「威容を誇る官庁街にあって、瀟洒な造りが際立つ法務省」■■
 
 将来、法律家を目指すのであれば、隣接する東京地裁で裁判の傍聴をしてみては。日々、多くの訴訟が行われており、傍聴券が交付される注目の裁判はサイトで確認することもできる。
裁判所傍聴券交付情報→ http://www.courts.go.jp/app/botyokoufu_jp/list?id=15
 
 まだ時間があるようなら、南にある財務省や経済産業省、文部科学省、特許庁、そこから北上して内閣府や首相官邸、議員会館の建物を見て回るのも面白い。厳重な警備体制を垣間見ることができるし、史実を解説した銘板も点在している。
 
 永田町・霞ヶ関周辺は、他にも見どころ満載です。他省庁の見学ツアーや皇居、最高裁、靖国神社、日本銀行、造幣局、気象庁、自衛隊市ヶ谷台ツアーなどなど、東京でしか味わえない見どころを探索してみては。事前予約や料金が必要となる施設もあるので、事前の確認を忘れずに。