2019年11月15日(金曜日)
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【論説】バブル期は幸せに非ず、今こそが最高に良い時代

 
ユーチューブで1980年代や90年代のミュージックビデオ(MV)を見ていると、コメント欄に「いい時代だった」「あの頃に戻りたい」といった懐古の言葉をよく見かける。
 
昔よく聴いたメロディは、当時の記憶をセピア色で甦らせて、二度とは戻らない青春時代や若かりし頃の自分を、より輝いた過去の栄光として感無量の気持ちにさせる。
 
だが、冷静になって当時を思い出すと、進路や学力、人間関係など様々な悩みを抱え、今のようにスマホやインターネットといった情報ツールも、温水洗浄便座やPB(プライベートブランド)の充実したコンビニもなかった。一人カラオケに行こうものなら「友達のいないヤツ」とすぐに噂になるだろう。独りでご飯を食べたり、独りで旅行をすることが有意義なものとは受け取られず、「虚しい」「暗い」という用語に置き替えられる時代だった。そんな時代に本当に戻りたいかと言われれば、或いは現代を当時に替えたいかと言えば、「いやそれは困る」と、自分は断る。
 

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