2019年06月26日(水曜日)
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【論説】異次元緩和の副作用がくる(中編)

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1929年の世界恐慌のときも、長期の金融緩和後にFRBが引き締めに転じ大暴落が発生した。物価下落を防ぐために市中にマネーを投じることが新たなバブルを発生させ、元々の危機を凌駕する混乱をもたらす。
 
日本のバブル経済における不動産価格を参考にすると分かり易い。金融機関や個人投資家が、金融緩和によって生じた余剰資金を値上がりし続ける不動産に投じて利益を得る。これが続く限り不動産価格は騰がり続け、カネがカネを稼ぐ循環が続く。だが、ひとたび中央銀行が金融引き締めに転じると不動産購入に回る余剰資金が止まることになる。人々は一斉に購入から売却に動き出し、受給のバランスが崩れて大暴落が始まる。

ここで注意すべきは、金融緩和による見せかけの需要は、家に住むために購入する不動産の実際の需要ではなく、投機のための不動産需要にしかなっていない点である。

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