2018年10月18日(木曜日)
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【論説】ゲーム依存症は正式な病気です―WHOが疾病指定へ

スマホ依存のイメージ画像

 
世界保健機関(WHO)が、ゲーム依存を近く疾病と認める方針を明らかにした。
 
オンラインにより対戦型で遊べるテレビゲームの進化やスマートホンの世界的な普及により、子供だけでなく大人にもゲーム依存症が広がり社会問題化している。WHOはこうしたゲームのやり過ぎが日常生活を困難にしているとして、「国際疾病分類」に加える見込みだ。
 
ゲーム障害とも呼ばれるこの疾病は、日常生活や健康を損なってもゲームを続けることを優先する症状である。1年間こうした症状が続けばゲーム障害と診断されるという。
 
我が国でも子供から大人まで、街中でスマホを使ったゲームに興じている姿はそこかしこで見つける。歩きスマホをしている人の多くがSNSかゲームをしている人である。
 
かつてはオンラインでゲーム上のアイテムを購入できる高額ガチャが問題になり、複数のアイテムを揃えれば希少アイテムが得られる「コンプリートガチャ」が禁止になった。ところが現在も、月に数十万円もつぎ込む利用者が社会問題となっている。技術が進化すれば、ゲームのレベルや課金の仕組みも進化する。スマホの画面に夢中で歩行者にぶつかるなどのトラブルも少なくない。
 
生活を楽しく便利にするはずの技術が、逆に生活を壊す。使う人の自覚次第とばかりは言えず、病気であるとすれば、国としても何らかの対策が必要な時期にきているのかもしれない。