2017年08月19日(土曜日)
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 記憶遺産に登録された南京事件はどうなったか

昨年十月十日、南京事件がユネスコの記憶遺産に登録されると新聞でトップ記事になり、数日間報道が続いた。それまでに報道された南京事件で思いうかぶのは、平成二十二年二月の日中歴史共同研究による南京事件や、平成二十四年二月の河村たかし名古屋市長の発言だが、記憶遺産登録の報道はそれらに勝るものであった。正確に言えば、これまでの南京事件報道でもっとも大きいものが記憶遺産登録だった。
南京事件と当時に登録されたシベリア引き揚げ資料や東寺百合文書は一日で報道が終わり、南京事件だけがこれほど大々的に報じられた理由が何かといえば、マスコミが南京事件を事実だと報道しておきながら、本心ではそう思っていなかったからだろう。事実でないと思っていたことが登録されたので、あわててしまい大々的な報道となったに違いない。朝日新聞に次いで南京事件を報道してきた毎日新聞は登録を報じた第一面の「近事片々」でこう書いた。
「新たな記憶遺産に『南京大虐殺資料』も。国連機関の「お墨付き」欲しさか」
事実でないと知っていたから、思わず中国を非難してしまったのだ。

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