2017年07月26日(水曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

記者・ボランティアスタッフ募集中

連載第八回  清城橋2 観光地化と中国の思惑

連載第八回  清城橋2 観光地化と中国の思惑

宮塚コリア研究所研究員・中学校教員 野牧雅子

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

前回、平成一九年十一月に撮った鴨緑江側の清城橋(断橋)の写真をご覧いただいた。朝鮮戦争の時、中国からの「抗美援朝義勇軍」(「中国人民志願軍」)がこの橋を渡って行った。北朝鮮への軍事援助である。時の司令官彭徳懐将軍の立派な騎馬像が最初の訪問当時、橋のたもとにあった。(この時の様子は前回、紹介した。)

 なお、「抗美援朝義勇軍」の「美」はアメリカ、「朝」は北朝鮮を意味する。だから、ずばり、アメリカに逆らい北朝鮮を応援するという意味だ。本来この戦争は、国連軍が韓国を応援して北朝鮮と戦ったのだ。しかし中国では、おそらく北朝鮮でも自分達はアメリカと戦ったと誰でも考えている。