2017年10月24日(火曜日)
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揺るぎなき国体(五) 天皇の統治方法 展転社編集長 荒岩宏奨

揺るぎなき国体(五) 天皇の統治方法

展転社編集長 荒岩宏奨

シラスとウシハク
 天津神は邇邇芸命(ににぎのみこと)への神勅で「汝(いまし)知らさむ国ぞ」とおつしやられた。井上毅(こわし)も大日本帝国憲法草案においては「日本帝国ハ万世一系ノ天皇ノ治(し)ラス所ナリ」としてをり、「シラス」といふ表現を用ゐてゐる。この「治ラス」を漢語表現に修正して、大日本帝国憲法第一条は「統治ス」となつたのである。
 日本語の古語には、統治形態を表す単語が二種類存在し、それは『古事記』で使用されてゐる。そこで『古事記』のその物語を確認してみよう。
 大国主神(おほくにぬしのかみ)による国造りが行はれた後、高天原では天照大御神の御子(みこ)である天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)が地上に降臨しようとなされる。天忍穂耳命は天の浮橋に立つと「地上はひどく荒れてゐる」とおつしやり、高天原に戻られる。

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