minsha 「とおる雑言」

民社人生に悔いなし 第五回 「『自由、公正、友愛』を」 元民社党広報局次長 寺井 融

 昭和三十五年に民社党が誕生して、乱闘国会がなくなり、議会制民主主義が定着してきました。国家の安全保障についても議論が進んだ。福祉政策も前進したし、元号法制化、「昭和の日」の制定、国鉄民営化も実現した。「功」はたくさんあると、自負しております。

 ところで、「罪」は何か。亡くなられた大内啓伍元民社党委員長は「小さかったことだね」と言い切りました。

 たしかに選挙は、本当に弱かった。苦節十年でやっと当選した渡辺朗さんに「いよいよ国会で、民主社会主義者として活躍できますね」と言ったときです。「民主社会主義云々と言うよりも、この日本の伝統を知って、もっと土地に根付いて行かなければならないね」と言われたんですね。この言葉、この年になってよく判る。

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