2020年03月29日(日曜日)
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―歴史とは何か? 歴史と國體について―   堀 芳康(國體護持研究家)

イギリスの歴史学者アーノルド・トインビーは言った。「12、13歳ぐらいまでに自国の神話を学ばなかった民族は例外なく滅ぶ」と。人間の歴史には、建築物や芸術、思想などいくつものジャンルに分かれますが、今回は日本の歴史について考えてみたいと思います。

 

人は一人では生きてゆく事が出来なくて、共同社会の中で自分を形成してゆきます。今いる自分は、自分が生まれてからの歴史を背負っている。例えば、個人と社会の関わった歴史は履歴書と呼ばれる。その社会は、さらに国家に含まれ、国家は地球という自然に含まれる。社会の中で人が出会い、予測も出来ない変化の中に歴史が生まれているのです。

その無限の変化の中で生まれる歴史は、共同生活に欠かせないルールやら、考え方やら、それを維持する方法が時間的経過で並べられている。

ルールに関わるものは、道徳と呼ばれ、守るべきものは規範と呼ばれることもあります。民族は、集団的生活をする人達のことであり、道徳や規範は、それにはなくてはならないものです。

さらに、どうして民族がその土地で暮らすことになったのかを知らなければ、国家との関わりを知る事が出来ません。民族の神話はその土地に生きるものに必要な歴史なのです。

もし、自分が会社の面接官であり、採用希望の人の履歴書を見たら、どんな家で育ったのかも、どんな経験を積んできたのかもわからない内容だったとする。その希望者に聞いてみると、自分の事もよく知らなくて、何をしたいのかもわからない(最近の若い人に多い)。

今の日本人は神話だけでなく、歴史という規範も失うことによって、このように履歴書が白紙で、行き先不明で、ばらばらな民族になり果てようとしている。

 人がこの世に生を受け、社会に入る時、安定を求める筈です。しかし、自国誕生の神話も知らず、民族の精神たる規範も知らなくて、どうして夢や理想をもって生きて行く事が出来るでしょう。

人生の意味を考える上でも、歴史が根底になくてはならず、それを積み重ねてきて今がなくてはなりません。しかし、占領憲法は民族の精神たる規範國體を否定した。

歴史は民族精神そのものであり、それを否定しては、国を否定することになります。自衛の為の経済圏だった大東亜共栄圏と自衛戦争を侵略戦争と断じた偽物の東京裁判。これを否定、もしくは裁判の無効を宣言し、正しい歴史を取り戻す事が必要なのです。