2020年03月29日(日曜日)
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【マリの喫茶室】 43  ―保護ウサギー

(1)保護ウサギ

 「保護ウサギを飼いませんか」と最近2回、知人から言われた。

  保護犬、保護猫という言葉は知っていたが、保護ウサギという言葉は初めて聞いた。

しかし、猫、犬に次いで三番目にウサギが飼われているという昨今、犬猫と同様、保護されるペットウサギがいても不思議ではない。

  しかし、マリウサギで手一杯だったので、保護ウサギは断った。

でも気になったので、どういうウサギが保護ウサギになるのか調べてみると、次のようなウサギたちのようだ。

 ・飼い主の事情で飼えなくなったウサギ

 ・ペットショップの売れ残りウサギ(ほっておくと処分される)

 ・多頭飼いなど劣悪な環境で飼育され保護されたウサギ

 ・野原や土手に捨てられたウサギ

かわいそうな境遇のウサギたちなのだ。しかし、保護ウサギのパンフレットは、花やリボンをつけたりして着飾ったウサギたちの写真が並んでいて、みじめな様子は少しもない。

 

(2)マリも一時手放す危機が

 現在、マリは、9歳半のご長寿ウサギとして、気ままに暮らしているが、2歳の時、事情があって飼い続けるのが難しくなり、やむなく姉に5か月間預けたことがある。

 姉の家には、先住ペットとして大型犬2匹、猫2匹がいた。犬猫と接触しないよう、マリは日が差さない4畳半の部屋で、一人寂しく暮らすことになった。鍵をかけていたので、犬猫が入ってくることはなかったが、犬猫の声や匂いがあるので、不安な日々だったと思う。

当時、2週間に1度マリには会いに行っていたが、寂しかったのではないか、かわいそうなことをしたと今でも思っている。

しかし、姉がマリを一時的に預かってくれなかったら、マリは飼い続けることができなかった。姉には感謝している。姉がいなかったら、マリも里親を探さなくてはいけなくなっていた。

 

(3)保護ウサギのメリット・デメリット

 保護ウサギを飼うメリットとデメリットは何か、少し調べてみた。

 

【メリット】

①タダであること

 マリウサギは当時、5万円超した高級なネザーランドドワーフである。しかし、保護ウサ

ギであれば、お金がかからない。気にいったウサギであればお得である。

 

 ②しつけができていること

 マリも赤ちゃんの時はところかまわずおしっこをして大変だった。トイレを覚えるようになり、本当に助かった。保護ウサギであれば、トイレのしつけなどをしてくれて飼いやすい状態にしてくれるのだという。

 

 ③社会貢献している満足感があること

ペットの虐待や殺処分が社会問題になっている。そうした中、かわいそうなペットを一匹でも救った、いいことをしたという満足感がある。

 

【デメリット】

①手続が面倒なこと

捨てウサギなのだから飼ってくれる人なら誰でもいいのだろう、と思いきや、そうでは

ない。かわいそうなウサギたちだからこそ、一度人間に捨てられたり、劣悪な環境で人間不信に陥っているウサギたちだからこそ、二度と再びウサギを傷つけるわけにはいかない。

だから、きちんと最後まで責任をもって飼える人にしか、譲れないのだという。

飼うには審査がある。ペットショップのようにお金さ得だせば飼えるというわけではない。

例えば、家が狭くてウサギが走り回ることができない家、犬猫や先住ウサギがいる家、ペット禁止の賃貸住宅などはダメといった基準があるらしい。

ちなみにウサギはとても縄張り意識が強いので、同じケージには住まないという。複数飼う場合は、それぞれにケージを用意しなければならない。一緒のケージで飼い、ストレスで早死にしたウサギもいるそうだ。

かわいい顔をしていて、しかも弱っちいくせに、結構強気なのがウサギである。

今、ウサギがいるから、もう一匹くらい保護ウサギを飼おうかな、と気軽にはいかないというわけだ。

 

 ②赤ちゃんウサギではないこと

 ウサギは大人になってもかわいい。でも、赤ちゃんウサギのかわいさは格別である。ふわふわしていて、骨も柔らかい。本当にマシュマロのようだ。くりくりした目は無垢で愛らしい。保護ウサギは、一度他の人に飼われているので、赤ちゃんというわけにはいかない。

 

マリウサギも近い将来旅立つ日がくる。悲しいけれど、必ず来る。3年以内だと思う。ウサギがいない暮らしができるのか?それは分からない。

しかし、もしウサギをもう一度買うのなら、保護ウサギにしよう、かわいそうなウサギを1匹でも私の手で救おうと思った。

(マリとネズミの置物(手作り))