2020年01月21日(火曜日)
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 【タジカラオの独り言〜天岩戸を開くまで〜】   ―映画「めぐみへの誓い」-  野伏 翔

 映画「めぐみへの誓い」が今年三月にはいよいよクランクインの運びとなった。制作費の全てを民間からの寄付でまかなうというこの企画、拉致被疑者奪還を願う多くの有志の方々の浄財で、何とか四千五百万の製作費を確保することができた。この金額は謂アート系の映画の金額で、一般映画としてはせめてその倍が必要だが、とにかく時間が無い。拉致被害者ご家族も高齢化し、我が子との再会を待ち望みながら他界された方も多い。今やらなければ手遅れになると思い、この予算でも撮影を決行することにした。奇跡を起こす。

 この映画の中で私は北朝鮮と言う国の理不尽さを告発するとともに、拉致の問題を通して見えてくる「日本」の姿も描きたいと思う。それは現在の我が国の不甲斐なさと堕落を暴く点が多い。しかし逆に日本にしかない美点を再発見することも有る。映画シナリオの中で拉致被害者田口八重子さんが、後に大韓航空機爆破犯人となる、19歳の金賢姫(キムヒョンヒ)に日本の風習を教えるシーンがある。八重子さんが生後1歳と3歳の子供を残して拉致されてきた理不尽に怒りが爆発し号泣した直後、何とかして自分を取り戻し教師としての務めを果たそうとする場面である。

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