2019年11月12日(火曜日)
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【憂国の風】 三島由紀夫氏追悼 第四十九回 追悼の集い 『憂国忌』の開催に向けて    玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)

 ことしも憂国忌の季節となりました。三島由紀夫先生の没後四十九年にあたり、政界、言論界でも「最後の檄文」の主張にもある憲法改正の方向性が出てきました。

また去る五月新帝が御即位されて令和の御代となりました。今秋には大嘗祭が執り行われますので、本年は「三島由紀夫の天皇論」をテーマとするシンポジウムを開催します。

万障お繰り合わせの上、ご臨席いただきますれば幸甚です。 実施要綱は左記の通りです。                            

 

令和元年秋                       

              記

 日時   十一月二十五日 () 午後六時 (午後五時開場)

 場所   星陵会館大ホール (千代田区永田町2-16-2)

 資料代  お一人 二千円 

 

プログラム                       (敬称略、順不同) 

午後六時  開会の挨拶     三島由紀夫研究会代表幹事  玉川博己

 

 シンポジウム  「三島由紀夫の天皇論」

               金子宗德、荒岩宏奨、藤野博、菅谷誠一郎 

 

        追悼挨拶「憲法改正の時が来た」 参議院議員   中西 哲  

午後八時十五分    閉会の辞  全員で「海ゆかば」斉唱    

 

 

  憂国忌代表発起人(五十音順) 

入江隆則、桶谷秀昭、竹本忠雄、富岡幸一郎、中村彰彦、西尾幹二、

細江英公、松本徹、村松英子

 

(実行委員会責任者 宮﨑正弘)      

(三島由紀夫研究会代表幹事  玉川博己)

 

今年の憂国忌の意義

 

 昭和45年11月25日市ヶ谷台上において、三島由紀夫先生と森田必勝烈士は日本の真の自立と占領体制の象徴である憲法の改正を訴えて壮烈な憂国の自刃を遂げられました。

三島先生と森田烈士は最後の「檄文」において、「日本の軍隊の建軍の本義とは、『天皇を中心とする日本の歴史・文化・伝統を守る』ことにしか存在しないのである。」と明快に断定されました。すなわち三島先生の憂国の思想と精神を受け継ぐ我々にとって、自民党政府が言うような「同じ価値観を共有する米国」との強固な日米安保体制とは絶対的なものではなく、日本及び日本人が生命をかけて守るべきものとは、日本の歴史的連続性、民族的統一性そして文化的全体性であり、その象徴である天皇を守り奉ることであるのです。

 

 また政府与党が進めようとしているいわゆる加憲改憲案は、憲法9条の条文をそのままに、軍隊の保持や交戦権が否認されたままに、自衛隊の保持を追記しようとするものです。これは結局三島先生が、戦後のごまかしと糾弾されてこられた憲法と軍備の矛盾を放置し、自衛隊と自衛隊員を永遠に曖昧模糊の状態に縛り付けるものに他なりません。軍人が自分は軍人であると名乗れず、軍隊が兵器を持ちながら軍隊であると名乗れないことは実におかしな状態です。ましてや交戦権を否定されたままでどうやって敵の侵攻から国民を守る行動が取ることができるのでしょうか。

 

 来年は三島由紀夫先生と森田必勝烈士の行動から50年目の節目の年であります。今年の憂国忌は私たちが、日本のおかれた現状をあらためて直視し、日本を本来あるべき姿に戻すことを決意することを再確認する場にしたいと考えます。皆様のご賛同を呼びかけるものです。