2019年11月22日(金曜日)
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「令和元年九月十六日はノモンハン事件から八十年目」 阿羅健一(近現代研究家)

 

 

今年九月十六日はノモンハン事件から八十年目にあたります。

みなさんはノモンハン事件をどう見ていますか。

関東軍の参謀が暴走したおかげでソ連に完敗した戦い、とみなしていませんか。

敗けたのは事実ですが、参謀が暴走したわけでありません。参謀たちは自分の任務に忠実で、どこまでも任務を果たそうとしたのです。ソ連の侵略をまえに手をこまねいていられなかったのです。

またソ連が崩壊したとき、ソ連の戦死傷者は日本軍の一・五倍ということが判明しました。

このような事実をまえにすると、八十年を機に、もう一度、見直す必要があると考えます。

「史料が語る ノモンハン敗戦の真実」(阿羅健一・著、勉誠出版、二千円)はそれを手助けしてくれるはずです。

ここには、参謀たちがいかにソ連の出方に注目していたか、関東軍と参謀本部の意見が対立した理由は何だったのか、また参謀たちは砲弾のなかを死も恐れず駆け回っていたことなどが記述されています。日本には任務に忠実で死を恐れない軍人がたくさんいたことがわかります。

ノモンハン事件を見直し、敗戦史観を払拭しましょう。