2019年10月14日(月曜日)
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【日本への回帰】 大嘗宮の屋根  荒岩宏奨(展転社代表取締役)

 『儀式』と『延喜式』で定められた大嘗宮のつくり

 

 今年の十一月十四日、十五日に一世一代の大嘗祭が斎行される。

 先月述べたように、大嘗祭の主儀式は大嘗宮の儀であり、大嘗宮の儀には悠紀殿供饌の儀と主基殿供饌の儀がある。

 大嘗祭を斎行するため、大嘗宮が建造される。この大嘗宮は、悠紀殿(ゆきでん)、主基殿(すきでん)、廻立殿(かいりゅうでん)の主要三殿をはじめとする数々の建築物で構成される。主要三殿のなかでも、天皇陛下が入御になられ、お祭りをあそばされる悠紀殿と主基殿は特に重要となる。

 平安時代前期の貞観年間に編纂された『儀式』という書物がある。この書物の「践祚大嘗祭条」では、「構ふるに黒木を以ちてし 葺くに青草を以ちてせよ」と書かれている。

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