2019年08月17日(土曜日)
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【セキュリティこそ我が原点!】24 「ノックダウンでなく、テイクダウン」 栗林寿行(地域セキュリティアドバイザー)

今回のコラムも引き続き、東京を離れ、杜の都 仙台で書いている。

 

セキュリティ担当秘書として、つかせて頂いた、和田政宗候補は勝ち残り国政に復帰した。

 

今回の復帰は、セキュリティ業界にも影響を与える事であろう。

実は、警備業政治連盟の単独推薦を受けて居たからだ。

今年発足した政治連盟だが、これにより、警備業の地位向上の為にも、議員には頑張って欲しいと願う。

いや、和田政宗議員ならば、間違いなくやりとげてくれるであろう。

 

選挙戦の最中にも、毎日の様に国内では、殺人事件は起きていた。

私が特に印象に残ったのは、福岡の殺人事件だ。

帰宅途中の女性を自らの欲望の為に殺害して川に捨てた事件だ。

残された家族、そして、恐怖の中で苦しみながら殺された被害者の事を考えると怒りしかわかない。

獣は常に潜んで獲物を狙っている。

皆さんもそれを常に意識して頂きたい。

人類の進歩があっても、悲惨な殺人事件は起きる!

悲しいが、それが現実だ。

 

さて、私は、ガーディアンの活動も含めて、今まで犯罪者を数名取り押さえて来た。

やはり、テイクダウンが一番だ。

初めてのテイクダウンについては、過去に書いたので繰り返しは控えるが、NYのストリートだった。

毎回の様に、ドラックでラリってる奴らに飛び付き路上に叩きつけて、ドラックを取り上げたり、警察の到着を待ったものだ。

手錠の携帯が許されない以上は、テイクダウンが一番有効だ。

ガーディアンの長きに渡るパトロール経験からメンバーは学んだのだろう。

倒すという事は、犯罪者にとっても精神的負担も大きくなり、逃げ足を奪う効果もある様だ。

空手をやっていた私としては、突きと蹴りでノックアウトと思ったが、外傷を負わす危険性がある。

テイクダウンならば、暴れて止まらない場合には、チョークで眠らせるか、腕ひしぎで、腕を折ってしまう事も出来るので幅が広がる。

 

そういえば、ブラジラリアン柔術の先生に聞いた事があるが、ブラジルの警察官が犯罪者を取り押さえる時にブラジリアン柔術の技 オモプラッタを使う時があるそうだ。

膝で肩を固めて、両腕が空くので、他に複数の犯罪者がいた場合には、取り抑えながら、拳銃が撃てるからベストだと言っていた。

 

身辺警護の観点から言うと、テイクダウンは、暴漢を司法当局の者が来るまで押さえつけていなくてはならないので、確かに、不向きかもしれない。

状況にもよるが、その場合は、ノックダウンして一秒でも早く現場を去るのも必要だとも思う。

 

いずれにしろ、バトン以外は携帯出来ない日本のボディーガードは、打撃や組み技をトータルで身に付ける必要はあるだろう。

 

 

写真は、NY クイーンズのキックボクシングジムでのトレーニング風景。

やはり、スパーリングで感性を磨くのは大変重要である。