2019年08月17日(土曜日)
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マリの喫茶室(35) 子パンダに会いたいなら

(1) 上野動物園のシャンシャン
 
パンダといえば、上野動物園のシャンシャンが大人気。今は抽選ではなく並べば会えるそうだが、平日でも1時間待ちだという。しかも、止まってはいけない。歩きながら見なければならないので、ゆっくり見ることはできない。
友人が、午前中に上野動物園に行き、1時間待ちに辟易したが、午後行ったところ、30分待ちだったので、並んでシャンシャンを見に行ったそうだ。しかし、肝心のシャンシャンは、遠くの方で寝ているだけ。つまらないので、みんなサクサク歩く。それで30分待ちだったのだと合点したそうだ。
動物で活発に動くのは子供の時だけ。大人になるとみんな寝てばかり。だから動物の赤ちゃんは見ていて楽しい。しかし、赤ちゃんは体力がない。遊び疲れると寝てしまう。パンダも同じ。子パンダが元気なのはお昼ぐらいまで。後は寝てしまうのだそうだ。だから、午前中が混んでいて、午後がすいていたのだと思う。
 
(2) パンダのいる動物園
 
パンダは、日本で生まれても2歳になったら中国に行かなければならない。シャンシャンも、6月に2歳になったので本来なら中国に戻る契約だったのだが、日本で大人気なので、例外的に1年半延長し、2020年12月末まで日本にいられることとなった。
そういうわけで、パンダは、日本で繁殖に成功しても、帰国してしまうので、飼育数は増えない。
国内では、パンダは上野動物園だけと思っている人もいるが、実は、パンダのいる動物園は日本に3か所ある。上野動物園のほかに、神戸の神戸王子動物園と和歌山のアドベンチャーワールドである。その中で、子パンダがいるのは、上野動物園とアドベンチャーワールドだけである。
 
(3) 子パンダを見たいならアドベンチャーワールド 
 
子パンダを見たいが、上野動物園は並ぶし、混んでいるから嫌、並ばずにゆっくり子パンダを見たい。そこで私が選んだのは、和歌山のアドベンチャーワールドである。
羽田から南紀白浜空港まで約1時間のフライト。上野動物園で並んでいる間に到着する。
アドベンチャーワールドは空港から車で10分くらいの好立地にある。パンダの繁殖には何度も成功している実績のある動物園である。
ちなみにウサギのマリの主治医は、かつてアドベンチャーワールドで働いていた獣医さんである。
アドベンチャーワールドに行くと、子パンダの彩浜(さいひん)にすぐ会えた。お母さんにまとわりついて遊ぶ姿は愛らしく面白い。見ていて飽きない。もちろん並ばないし、好きなだけ見ることができる。彩浜は2018年8月生まれ、シャンシャンよりずっと幼いため、子パンダの可愛さを堪能できる。
お母さんパンダもぬいぐるみのように愛らしい、子パンダにまとわりつかれ、少々辟易していたが。
パンダのバックヤードツアーもあるのだが、参加者限定(別料金)なので、今回はチケットを購入することができなかった。それは残念だが、子パンダを心ゆくまで見ることができ、満足している。
折角南紀白浜まで来たら、アドベンチャーワールドだけでなく、温泉に入って1泊するとさらに楽しいとは思うが、アドベンチャーワールドだけでなら、日帰りで十分である。
早朝便に乗れば、朝9時頃には南紀白浜空港に到着する。それから夜6時半のフライトまで、ゆっくりアドベンチャーワールドで遊ぶことができる。
なお、付近に日帰りの町営温泉もあるので、+温泉も可能。おすすめは「崎の湯」(町営の日帰り温泉)である。太平洋にせり出した岩場の露天風呂で、岩一つ隔てて海、というワイルドな露天風呂である。私は、アドベンチャーワールド開園(10時)前に立ち寄ってきました。
アドベンチャーワールドの魅力はパンダだけではない。サファリゾーンをジープやバスで行くツアー(別料金)もある。サファリゾーンでは象やキリンに餌やり体験もできる。
極めつけは、肉食動物の檻に行くバックヤードツアー。ライオンやトラ、クマが檻に入っていて、本当に間近に見ることができる。肉食動物たちは檻に入ってはいるものの、前足やしっぽが柵の外に出ており、触ろうと思えば触れるほど至近距離にいる。バックヤードツアーではライオンへの餌やり体験もできる。百獣の王が、私があげた鶏肉をおいしそうに食べていた。なかなかエキサイティング。
というわけで、パンダを見たいなら、東京からフライトで1時間の別天地、並ばずに子パンダを見れて1日遊べる南紀白浜のアドベンチャーワールドがお勧めですよ。
 

(アドベンチャーワールドでお母さんに甘える子パンダ彩浜)