2019年06月20日(木曜日)
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【なるほど納得政経塾㉝】 「カイコの繭玉を生み出すが如く」 神奈川大学経済学部教授 経済学博士 小山和伸

 カイコが繭玉をつくるのは、その中でさなぎになって羽化するためである。カイコが桑の葉の上を這い回りながらこれを食べ、美しい繭玉を生み出すのも、全ては成虫として空を羽ばたくための手段に他ならない。繭はその美しさ故に煮られて絹糸として精製され、絹織物になってゆく。故に、カイコは成虫になるという最終目的を果たすことが出来ない。
しかし、カイコの残した絹は人間社会で世代を超えて珍重される。無論、煮られて死に絶えたカイコたちは自分達の残した絹の価値を知るよしもない。
 

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