2018年09月21日(金曜日)
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【とおる雑言】 ―庶民の代表はどこにいる?― 寺井 融 アジア母子福祉協会監事 

国民民主党の党首選が行われた。玉木雄一郎、津村啓介の両候補者は、驚くほど似ていて玉木氏は東大法卒の元財務官僚、一方、津村氏は同じく東大法卒の元日銀マン。いずれも四十代。エリートでイケメンである。主張も、同じ党であるから当然とはいえ、ほとんど変わらない。
 
ただ、野党共闘について、津村氏が玉木氏より積極論者であり、昔でいえば社会党内にあった全野党共闘論者と同じである。玉木氏は、社公民共闘論者みたい。共産党と距離を置く方向であった。
 
本来なら、自民党と共産党との間に、大きな野党が存在すべきである。残念ながら、日本はそうなっていない。「対決より解決」を訴えた玉木氏が勝利したことは、よりましであったとはいえ、前途は多難である。
 
自民党のほうだが、ご存知のように成蹊大卆の安倍晋三首相と、慶大法卒の石破茂元防衛相の一騎打ちである。お二人とも二世(安倍氏は三世)議員であり、防衛問題に造詣が深いことでも、知られている。
 
それはよいのだが、日本の政治指導者が与野党問わずエリートや名門ぞろい。それで、果たして大丈夫か。非エリートで、庶民そのものの評者は、心配になってくる。
 
ほかの党の党首をみても、旧帝大や名門私学出身者が多い。しかも職歴が、官僚や地方公務員、弁護士に党官僚と並ぶと、庶民の代表はどこにいる、とも言いたくなる。
 
ところで公明党と共産党の党首は、どこで、どう選ばれているのか。党内に対抗馬はいるのか。異質であることは間違いない。