2018年12月18日(火曜日)
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【セキュリティこそ我が原点!】14 ―「再び情熱のリオデジャネイロへ!(前編)」―   地域セキュリティアドバイザー 栗林寿行

前回のリオ訪問から、約半年後に再びリオを訪れる事になった。
GAリオデジャネイロ支部としてNY本部の認定を受け正式に活動を開始し始めたのだ。
時期は、日本は真冬の2月!
リオは真夏だ、しかも、リオのカーニバルの時期である。
空港からリオ市内に入った瞬間に前回とは違う雰囲気に驚いた。
街中がお祭り騒ぎなのである。
(ま、お祭りだから、お祭り騒ぎも当たり前か。)
私は、2000年のミレミニアムの時はNYのタイムズスクエアをパトロールをして過ごしたが、又、その時とは違った盛り上がりだ。
 
リオのカーニバルの凄さは実際に行ってみて体験しないとわからないと思う。
遠い場所ではあるが、一度は行く価値がある。
(もちろん、治安はバッチリ悪いので、日本にいる時と同じ様に、不用心で間抜け面して歩いていたら、すぐに犯罪者のカモとなり最悪殺害されるだろう。行く以上は細心の注意を払って頂きたい。)
 
我々はバカンスに来たのではなく、正式にGAのブラジル リオデジャネイロ支部の認可が下りたので、本格的なパトロールとトレーニングに来たのだ。
 
ホテルにチェックインしてすぐに着替えてパトロール開始だ。
 
前回気になっていた、コパカバーナビーチのツーリストポリスに早速行ってみた。
観光客が長蛇の大行列だった。
スリ、引ったくり、強盗とありとあらゆる犯罪の被害になった人が並んでいた。
秋には閑古鳥が鳴いていたツーリストポリスが大盛況だ。
これがリオデジャネイロの現実だ。
 
パトロールは、ビーチだけでなく、セントロ(市街地)にも範囲を広げる。
石畳の風情がある場所だが、落書きが多い。
治安の悪い証拠でもある。
そして、気になったのが、とにかく、小便臭い。
子供の頃、渋谷の飲屋街で良く嗅いだ不快な臭いだ。
少し吐き気を覚えながらもパトロールを続行そのまま、地下鉄に向かい地下鉄パトロールを開始する。
地下鉄は、東京の地下鉄の様に大変清潔で安全安心と言う雰囲気であった。
 
初日のパトロールを無事に終わらせホテルに戻る。
今回も行動を共にするメンバーのカルキと買い出しに近くのスーパーに買い出しに行く。
外はどしゃ降りの雨だった。
その時、前方にぬかるみにはまって動けなくなっている車を発見した。
高齢のおじいちゃんがすっかり困っている様子だった。
私とカルキの二人で車を押して車をぬかるみから無事に出した。
すっかり、ずぶ濡れになった私達におじいちゃんは礼を言ってその場を去った。
次の日、現地の新聞を読んでいたカルキがいきなり大声で「ヒクソン!俺たちの事が新聞の記事に書かれてるよ。」と言って来た。
もちろん、ポルトガル語は私にはわからないのでカルキに訳して貰った。
この記事を書いた人はリオデジャネイロではそれなりに有名なコラムニストで人気のあるコラム連載らしい。
雨の中、困っていた時に我々二人が現れて手助けした事が本当に嬉しかったらしく記事にしたと言う事だ。
文の最後は我々に感謝の一言でしめられていた。
粋なコラムニストだなと思いながらも、我々も清々しい気持ちになった。
 
いつも、犯罪対応ばかりの我々だがたまには、こんな心の触れ合いも良いものだ。

ブラジリアン柔術着のブランド ビタミン&ミネラルのショップを訪問。
左がオーナーさんでとても気さくで良い人だった。