2018年08月16日(木曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

システム復旧致しました。

「セキュリティこそ我が原点」13 「六本木セキュリティ稼業•装備品が我が身を助ける」   地域セキュリティーアドバイザー 栗林 寿行

早いもので、やまと新聞に連載をさせて頂き一年となる。
私の拙い文章に毎月おつきあい頂き感謝です。
引き続き、よろしくお願い申し上げます。
 
GA(ガーディアン・エンジェルス)は、当たり前の事だがボランティアだ。
ボランティアである以上、仕事をしながら活動をしていた。
色々な仕事をして来たが、気が付けば私は身辺警護の世界に入っていた。
それが良いのか悪いのか?
答えは、人生を終える時にわかるだろう。
神のみぞ知るだ。
 
某地方都市の会社から東京に店を出すから、GAのメンバーを誰か紹介をしてくれないか?と言う話が舞い込んで来た。
話の内容から私に白羽の矢がたちその仕事に就くことになった。
 
その会社は、地方では、数店舗のクラブを経営しており、水商売の世界ではある程度名の通った会社であった。
 
水商売と暴力団は、密接な関係性で結びついていて切っても切れない縁がある。
その会社は、暴力団に、みかじめ料を払わないポリシーの会社で、過去に社員が脅しの為に拉致されたりとかの危機を乗り切って来た会社である。
 
私の任務は、ホステスさんのガードと店内トラブルの回避、売り上げ金運搬時の同行であった。
 
メイクルームから店舗への道のり、ホステスさんを引き抜き目的で声をかけるスカウトマンや、酔っ払いなどの輩からホステスさんを守る業務。
ホステスさんを全員店舗に送り込んだら、店の入り口に立ちセキュリティ業務。
同業者や、組関係者又は問題のある客は出入り禁止なのでその対応にあたっていた。
 
この経験が後のセキュリティ稼業におおいに役にたった。
 
我々、民間の警備は、たとえ危険な任務でも武器を携帯する事は出来ない。
護身用具として、警棒のみである。
 
セキュリティの業務に於いて装備品として常に携帯をしていた物が何点かある。
 
1 警棒
2 ホイッスル
3 フラッシュライト
4 ゴム手袋
5 人工呼吸プラスチックマスク
6 セキュリティネクタイ
 
この中で実際に私を守ってくれたのは、6のセキュリティネクタイである。
 
店内でトラブルが起きて、いきなり殴りかかって来たり、刃物や物をもって暴れる者はまず居ない。
だいたいが先ずは口論になり摑み合いからの殴り合いがパターンである。
ある程度のガス抜きは必要なので、摑み合い位でトラブルを消滅させるのがベストだ。
セキュリティネクタイとは、引っ張ると外れるネクタイで、ワンタッチネクタイとも言う。
通常は、毎回ネクタイを結ぶのが面倒な人用にクリップでシャツの襟に引っ掛けるタイプだ。
 
最近は、駅員さんの制服にもこのネクタイが導入されているとの事だ。
 
私がいかにこのネクタイに助けられたかは、私の警備員指導講習や、セミナーイベントなどで動きながら紹介したいと思う。

 
右が既製品のセキュリティネクタイ
左はクリップを装着したセキュリティネクタイ