2018年08月19日(日曜日)
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書評 表現者criterion2018年5月号 西部邁 永訣の歌 三浦小太郎(評論家)

書評 表現者criterion2018年5月号 西部邁 永訣の歌
三浦小太郎(評論家)

 
 月刊誌を書評対象とすることは本当はアンフェアである。しかしやはり本書は取り上げておきたいのは、1月に自裁した西部邁への追悼号として、60数名の文章が良さられている記念号であるからだ。そこには左翼から保守、右派に至るまで、様々な立場からの文章が寄せられているけれど、各自がそれぞれの西部邁を語りつくしていることで、本全体は不思議な調和を見せている。中には上野千鶴子氏のように、決して西部氏に好意的ではない下記手までも、不思議な哀調を込めた、彼女のある種の純粋さが現れた名分になっているところに、西部という思想家が、左とか右とかを乗り越えた存在だったことがよくわかる。

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