2018年05月28日(月曜日)
ようこそ、ゲストさん。有料記事を見るにはログインが必要です。
 
 
ログイン情報を記憶

システム復旧致しました。

今こそ自衛隊を名誉ある国軍に   玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)

今こそ自衛隊を名誉ある国軍に
 
玉川博己(三島由紀夫研究会代表幹事)
 

 今から48年前の昭和45年11月25日、三島由紀夫先生はあの市ヶ谷台上決起において、その最後の「檄文」の中で「自衛隊は敗戦後の国家の不名誉な十字架を負ひつづけて来た。自衛隊は国軍たりえず、建軍の本義を与へられず、警察の物理的に巨大なものとしての地位しか与へられず、その忠誠の対象も明確にされなかった。」と血の叫びで戦後日本の根本的な矛盾を訴えられ、憲法改正によって自衛隊を建軍の本義を持つ真の国軍たらしめる必要性を主張され、最後は壮烈な自決を遂げられたのである。
 
 ここ近年来政府与党が国会の議席の三分の二を獲得するに至ってようやく憲法改正の機運が醸成されてきたように見えるが、昨今の議論は憲法に自衛隊を明記することが最優先、自己目的化しており、肝心の自衛隊はどうあるべきか、という本質的議論が抜け落ちていると言わざるを得ない。
 
 とりわけ政府与党が進めようとしている、憲法9条第1項と第2項はそのまま維持して自衛隊保持を明記した第3項を追加する加憲改正案は、自衛隊と自衛隊員を発足以来悩ませてきた根本的矛盾をそのまま放置する弥縫策に過ぎない。あるいは自衛隊の代わりに実力組織を保有するという条文案も大同小異である。
 
 筆者の立場を明確にすると以下の通りである。

※記事の続きは有料会員制サービスとなります。

会員の方でコンテンツが表示されない場合は会費のお支払いが完了していないか、有効期限をご確認ください。