2018年08月18日(土曜日)
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「とおる雑言」 靖国神社の初詣で 寺井 融 アジア母子福祉協会監事 

「とおる雑言」
靖国神社の初詣で
寺井 融
アジア母子福祉協会監事 

 

九州の孫(中学三年生)と、靖国神社の参拝へ。三が日過ぎの一月五日である。やはり、いつもの平日よりは参拝客が多い。
「憲法改正、賛成の方はご署名をお願いいたします」との声。
十数㍍先で、中年男性がたった一人、署名板と鉛筆を差し出している。
 
「珍しいね、賛成派の署名は……。大分では反対派の署名運動が盛んだけど」と孫。
「そうだろうな」と私。
「七十年前でしょう、(憲法が)できたのは。もう改正したっていいんだよね」
十五歳の意見である。
 
「憲法があって、国民生活があるんではない。国民生活があって、憲法があるんだ。問題点があったなら、改正したらよいのさ」
それに「改正条項もあるんだし」と続けようと言いかけてやめにした。「占領軍が原案を作った憲法で、『マッカサー憲法』とも呼ばれているよ」の説明も、必要がない。
 
孫は「靖国には、A級戦犯も祀られているんだよね」と問いかけてきた。
ジイジは「A級とか、B級とかは、戦勝国が勝手に作った概念さ」と答える。
「A級は『平和に対する罪』だよね」とも言う。彼は、充分に判っているようである。
「B級の『通例の戦争犯罪』や、C級の『人道に対する罪』よりもA級の罪が重い。A級だけ分祀せよ」との論理や、中韓への配慮論もおかしい、分祀の強要をすべきではないと続けたかったが、またの機会とする。
 
遊就館を見学してから、羽田に向かった。