2018年01月21日(日曜日)
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天皇御製に学ぶ 第十八回 四宮正貴

天皇御製に学ぶ 第十八回

四宮正貴

 
持統天皇御製
 
天皇、志斐嫗に賜へる御歌一首
 
いなと言へど強ふる志斐のが強語このごろ聞かずて朕戀ひにけり                  (二三六) 
 
志斐嫗は、傳未詳。持統天皇に仕へた老女の語り部あるいは女官であらう。語り部とは、天皇に物語をお聞かせする役目の人。天武天皇に、「楊の花」を「こぶしの花」だと言って献上し、群臣が「楊の花」だと言っても、強情に「楊の花だ」と言って聞き入れなかった「阿部志斐連名代」といふ人物の一族かといふ説がある。この人物は、他人に自分の説を強いるので、「シヒ」(強引)の名をもらったといふ。
通釈「嫌だと言ふのに、強ひる志斐の老女の強ひて聞かせる物語、この頃聞かないので恋しくなったなあ」。

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