大国(中国)に媚びて小国(台湾)を侮辱して恥じない日本オリンピック委員会の腐敗
台湾研究フォーラム会長
永山英樹
八月十九日から三十日まで、「学生のオリンピック」こと第二十九回ユニバーシアード競技大会を盛大に開催し、世界の注目を集めた台湾台北市。この都市に日本五輪委員会(JOC)はいったい何の怨みがあるというのか!
そのHPで競技大会を報じる際、開催地名として「台湾台北市」を「チャイニーズ・タイペイ・台北」「チャイニーズ・タイペイの台北」などと勝手に改竄しているのである。
例えば七月四日に掲載したニュースには次のようにある。
―――日本オリンピック委員会(JOC)は、8月19日から8月30日までチャイニーズ・タイペイの台北で開催される第29回ユニバーシアード競技大会(2017/台北)の日本代表選手団を認定しました。
たしかに台湾併呑を目論む中国に迎合する国際五輪委員会(IOC)のルールによれば、台湾の五輪委員会は「チャイニーズ・タイペイ五輪委員会」と名乗らざるを得ない。そして台湾の選手もその五輪委の「チャイニーズ・タイペイ」の名の下でしか五輪など国際スポーツ大会に参加できない。
しかし「チャイニーズ・タイペイ」とは「中国領台北」と言う意味だ。
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