2017年12月16日(土曜日)
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今さら聞けない皇室の基礎知識 第八回 村田春樹

今さら聞けない皇室の基礎知識 第八回 村田春樹

前号では明治時代の爆発的とも言える宮家増加を論じ、今号ではそこで生じた諸問題について論じる予定であった。しかしこの話題は一旦中断し、予定変更させていただきたい。平成二十九年の通常国会で特別措置法として譲位が実現しそうな雲行きであり、編輯部の許可を得て、この譲位問題を論じることとしたい。さて本題に入る前に一言読者に了解を得たい。明治二十二年二月に発布された帝國憲法と皇室典範の各々に、丁寧な解説書が編纂されている。同年四月上梓された伊藤博文著「大日本帝國憲法義解」と「皇室典範義解」である。
「皇室典範義解」の前文に曰く、(典範・義解は新漢字及びひらがなに改め句読点を追加した)
「皇室の家法は祖宗に承け子孫に伝ふ。既に君主の専意に制作する処に非ず、亦、臣民の敢えて干渉する所なりと謂はん乎。」
つまりこの典範を君子(天皇)と雖も任意に改編してはならない。さらに臣民は「干渉」もしてはならないということである。

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