2017年06月25日(日曜日)
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今さら聞けない皇室の基礎知識:第三回 「これは皇室軽視ではなく敵視である」 村田春樹

「これは皇室軽視ではなく敵視である」

崩御・薨去ということば
皇室報道について、前々回では敬語の廃止、前回は敬称の廃止について語ったが、今回は皇室独特の用語の廃止について語ろう。尊貴な方が亡くなった場合の用語である。律令時代から戦前まで天皇皇后皇太后太皇太后が亡くなられた場合は崩御(崩ずる)を用いた。その他皇族については薨去(薨ずる)を用いた。薨去は皇族以外でも三位以上の高位高官にも用いた。三位というと江戸時代までは大納言以上であるが明治以降はだいたい子爵以上である。その下從六位までは「卒去」である、從六位というと概ね高等官七等以上であり、陸海軍大佐クラス大使館一等書記官等であった。從七位以下は「死去」である。(官報掲載規程)
さて皇族の薨去である。戦前は勿論薨去と報道されていた。唯一の例外は広島の原爆で薨去された李王家の李鍝公であり、御戦死と報道された。

軽視から敵視へ

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