2017年12月18日(月曜日)
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「セキュリティこそ我が原点」② 薬物蔓延るNY!パトロールはエキサイティング!(前編)   地域セキュリティアドバイザー 栗林寿行

「セキュリティこそ我が原点」②
薬物蔓延るNY!パトロールはエキサイティング!(前編)
 
地域セキュリティアドバイザー
栗林寿行


 

GAの東京本部が正式に立ち上がり約3カ月後、私は産まれて初めてNYに降り立った。
 
夜になり、待望のパトロールタイムが始まった。
お馴染みのタイムズスクエア周辺は全く異常なし。
観光なら楽しいが、パトロールは退屈だ。
しかし、バスターミナル付近に近づくと雰囲気がガラリと怪しくなって来た。(8番街、9番街あたり)
緊張感と期待感で心臓はドキドキ。
薄暗いバックストリートをパトロールしていると現地のリーダーが突然走り出し立っていた黒人に近づき話しかけたが、黒人は手を横に振りリーダーの言葉を否定していた。
いきなりリーダーが黒人にボディーブローを叩き込だ。
その衝撃で、シャツの中から、大量の白い粉が入っているパケが道路に散乱した。
咄嗟に、私と数人がその黒人に飛びつき地面に倒し押さえつけるNYで初のテイクダウンだ。
暴れる黒人だが何人かで、のしかかっていたのでやがて抵抗をやめて大人しくなった。
大量の白い粉はもちろん薬物、クラックと言う混ぜ物が多い質の悪い薬物だ。
何の事はないこの黒人は薬物の売人だったのだ。
 
通常、パトロールで薬物を押収するとパケを破り地面にばらまき吸えなくしてしまう。
クラックを吸う時に使う吸引器は足で潰す。
クラックを炙るライターは地面に叩きつけ爆発させてしまう。
(余談だが、100円ライターを思い切り地面に叩きつけると爆発するのをこの時初めて知り後にテイクダウンとライター爆発係をほとんど私がやっていた。)
 
取り上げたドラッグが少量の場合は、そのまま「この場所から、とっとと消えうせろ!」とかなりキツイ言葉で追い出す。(もちろん、実際は英語のわからない私でも理解出来るとてもここには書けない下品な言葉で追い出すのだが。)
逆に、ドラッグが大量の場所は、警察を呼ぶ。
今回の量は大量だったので、もちろん、警察を呼ぶ。
さすが犯罪都市NYだ、警察到着までの時間にもショータイムが我々を待ち受けていてくれた。
(後編に続く)
 
写真は、毎年6月に行われる、プエルトリカン•デ•パレードの一コマ