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【論説・コラム】コロナ禍がもたらす情操教育の悪影響

※イメージ画像

 

私塾で日中、通信制高校の講義をしている。通信制とはいえ、基本はマンツーマンで、登校できない生徒にはオンラインや個別訪問で対処している。夕方になると学校帰りの塾生がぽつぽつと登熟し、19時頃になるとキャンパスは完全に私塾に変身する。通信の生徒は遅くとも18時頃までに授業を終えることで、高等学院と個別指導塾の棲み分けがやんわりと行われている。

 

受験期が近づき、冬休みにもなると、塾は年間最大の書き入れ時となり、コロナ禍でも生徒でごった返す。昼間から勉強室代わりに利用する生徒も多く、今まで高等学院が利用できたブースを学習ブースとして利用したがる生徒が次々と侵食し、数時間後の授業のために早めに机を確保したがる生徒で溢れかえる。

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