nihonkyousantou「日本共産党の実態」

派遣・軽作業現場に潜む日本共産党活動家・選挙専従の告発を 安東幹 (共産主義研究家)

 日本共産党員で、選挙専従(せんきょせんじゅう)という人たちがいる。日本共産党が選挙の時に、臨時に設ける「職業」である。月給10万円くらいの手当で、国政選挙・地方選挙・首長選挙などすべての選挙で、朝から晩まで選挙のために働く人たちのことである。普通、地域支部や職場支部の地方議員単位、すなわち区議・市議ブロック単位で配置される。ということは、一つの自治体に何人も存在することになる。東京の特別区・23区や大阪、京都などの大都市の自治体では、東京杉並区に7人の区議会議員候補者が立候補するわけであるから、選挙専従が7人、4月末が投票日の統一選挙後半戦が終了するまで配置されることになる。そのような人たちは、通常生活費を得るためにしている仕事を長期間休んで、選挙活動のみをする。それが生きがいとなっている人たちでもある。活動大好きで、きちんとした職業にはつかない、大好きな党活動ができなくなる、「きちんとした」職業のために制約されるからである。

 日本共産党の場合、選挙勝利ニュースが、日本共産党中央委員会、日本共産党都道府県委員会、日本共産党地区委員会、日本共産党後援会ニュースなどが、連日のように発行される。毎日毎日、ニュースや宣伝物を、日本共産党の上部の地区委員会事務所まで取りに行って、その後、担当地域の日本共産党員の自宅の玄関ポストに配布して回る、日本共産党にとっては必要な人間である。また、日本共産党の場合、候補者が駅頭宣伝することが、他の政党や無所属候補の候補者より多いが、朝7時半から8時半の朝立ち、夕方17時半から18時半の夕立で、一緒に宣伝する。お手伝いを手配したり、チラシの準備をしたり、大変な作業である。

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