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【コラム】!与謝野晶子は反戦歌人ではない!

『ああおとうとよ 君を泣く 君死にたまふことなかれ』

歌人・与謝野晶子が日露戦争の激戦地にいる弟を思って詠んだこの歌は反戦の教材として使われたのですが、、、

【日露戦争から約10年後、第一次世界大戦の時には】

『いまは戦ふ時である
戦嫌ひのわたしさへ
今日此頃は気が昂る』

という歌を詠んで発表しています。【今は戦う時です。戦争が嫌いな私でも最近は昂ります】

30年後…第二次世界大戦が始まると、今度は弟ではなく、与謝野晶子の四男が戦いに赴くことになりました。息子に対して詠んだ歌は、

『水軍の大尉となりてわが四郎
み軍に行く たけく戦へ』

【私の四男が海軍大尉となって従軍します。勇ましく戦ってこい】

何故教科書にこの歌が載っていないのか。