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【論説】たった1人の独裁者になぜ世界は翻弄されるのか

※イメージ画像

 

ウクライナで進行中の戦争は、ひとえにプーチン大統領の独断から始まった。強烈な独裁者によって万単位の犠牲者を出す軍事作戦は、近年でも頻発している。

 

アサド大統領の独裁体制を維持するためのシリア内戦や、サダム・フセイン大統領のクウェート侵略に始まる多国籍軍との湾岸戦争も国際協調を無視した独り善がりの私益から始まった動乱だったと言える。情報が閉じられながらも進行中のウイグル民族弾圧や北朝鮮国内での粛清行為もまた、1人の為政者による犯罪行為と言える。

 

自由や機会の平等という、人間が本来持つ権利である人権を蹂躙する独裁者に対し、たとえほとんどの人々が天罰を与えたいと思っても、私たちは思うようにいかない。独裁者は主権国家の権利と周囲の既得権受益者に守られ、また国民を恐怖で抑えつけ、自らの権力基盤を盤石にしている。

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