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【論説】自滅と敗北を重ねる地上波放送

※K-1公式HP

 

格闘技界がざわついている。

 

6月19日に東京ドームで行われる世紀の一戦、那須川天心(23)と武尊(30)両選手による試合について、当初ライブ中継を行う予定だったフジテレビが放送見送りを発表したことで、両選手は「格闘技の未来のために僕らが人生をかけて戦うこの試合を放送してください」と再考を訴えている。

 

41戦無敗のキックボクサー那須川選手と、41戦40勝1敗のK-1ファイター武尊選手のマッチメイクは、日本人ナンバー1を決める頂上決戦としてここ数年長らく語られてきた夢の対決であり、ボクサーに転身する那須川選手が総合格闘家として挑む最後の試合として選んだファン垂涎のビッグイベントだ。

 

フジの方針転換は、週刊ポストが報じたコンプライアンス上のリスクが関係しているとみられる。世紀の一戦実現を仕掛けた格闘技団体「RIZIN」代表の榊原信行氏(58)が、同団体関係者と暴力団との関係を認める音声データがスクープの形で出回った。格闘技界では、過去にも反社会的勢力との癒着が報じられた別の団体代表が失脚するなど、興行には常に裏社会との関係性が取り沙汰されてきた。

 

榊原氏自身が癒着の当事者ではないため、放送を取りやめるほどの問題ではないという声がある一方、「そもそも総合格闘技は家族で視聴する地上波には適切ではない」という指摘もある。

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