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【論説】いよいよ見えてきたロシアの負ける日

※イメージ画像

 

モスクワ・赤の広場で5月9日に行われた「ヨーロッパ戦勝記念日」式典。世界が固唾を飲んだプーチン大統領の演説は、これまでの一方的なNATO批判と「軍事作戦」の正当化に終始し、時には語意を強めて威圧感を演出してみせた。

 

しかし、これまでのプーチンとは対照的に、その怒気も怪気炎も、追い詰められた独裁者の強がりにしか見えず、彼の思惑とは対照的に、世界は「ロシアが負ける」フラグと受け取った。

 

事実、この日を境にロシア敗戦の予想が識者のコメントで溢れ出し、「プーチンは引退したがっている」「体裁を保ったクロージングの方法を探している」といった見方が大勢を占めている。

 

巷間噂されるがん手術によって、側近の1人ニコライ・パトルシェフ安全保障会議書記(70)が短期的に侵略戦争の主導権を握れば、新たなロシア政権がスタートする。そんな見方もある。どんなに忠実な部下であれ、万が一の粛清を考えてプーチンに権力を戻すことは2度とあり得ないという論理だ。

 

ロシア国内からも公然と敗戦の可能性が論じられ始めている。5月16日、ロシア国営テレビの番組内で、軍事アナリストのミハイル・ホダレノク氏(ロシア軍退役大佐)が、「状況は悪化する」「ウクライナ軍は100万人を武装化できる」と警告し、「(ウクライナ兵士は)祖国を守りたいという思いが非常に強い。戦場での究極の勝利は、守るべき思想のために血を流している兵士たちの高い士気によって決まる」と解説。「どんなに認めたくないとしても、我々は政治的に完全に孤立し、全世界を敵に回している」「我々に敵対する42カ国の連合が存在し、我々の軍事資源が限られている状況は正常でない」と否定的な発言に終始、暗に敗戦を示唆した。

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