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【論説】「日本は消滅の危機」的を射たマスク氏の指摘

※イーロン・マスク氏(ウィキペディアより)

 

日本という国家は世界にとってかけがえのない存在、いわば国そのものが「世界遺産」である。世界から2つとない、価値ある国として評価されている。

 

国内ニュースばかり見ていると、中朝韓発の反日ニュースが目立つために日本は誤解されている印象が強い。しかし、世界の「真実を見通す目」は隣国なんかより遥かに正確なのだろう、日本はその価値に見合った好感度の高い国として認識されている。

 

米誌「ニューズ&ワールドレポート」が昨年発表した「ベストカントリー2021」では、1位のカナダに続いて日本は2位となり、前年3位から1アップとなった。調査は、76カ国17,000人以上を対象に「生活の質」「市民の自由度」「文化的影響力」「ビジネスの開放度」など10項目で評価、ランク付け。3位はドイツ、4位スイス、5位オーストラリア、6位米国、7位ニュージーランド、8位イギリス、9位スウェーデン、10位オランダと続く。

 

また、フランスの大手調査会社イプソスが毎年行っている「国家ブランド指数」2021年版(昨年10月発表)では第3位となった。こちらは60か国を対象に「国民性」「観光」「文化」「輸出」「ガバナンス」「移住・投資」という6分野で評価。インターネットで6万件の回答を集めた結果、1位のドイツ、2位のカナダに続いた。4位から10位までは、イタリア、イギリス、フランス、スイス、米国、スウェーデン、オーストラリアと続く。

 

日本が特に評価された項目は「輸出」「観光」「文化」「国民性」の4分野。2012年12月から7年半続いた安倍政権が進めた観光立国の取り組みが功を奏し、旅行先としての世界の評価が高まっている。米国の大手旅行雑誌「Conde Nast Traveler(コンデ・ナスト・トラベラー)」が発表した「世界で最も魅力的な大都市トップ10」の2021年読者投票ランキングでは、上位3都市を東京、大阪、京都と日本が独占し、国別ランキングでも日本が3位に入った。

 

コロナ禍でも四季折々の花鳥風月が織りなす個性的な和の文化は、観光地としての可能性を存分に発揮し、日本の本質を理解してもらう大きな手助けとなっている。

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