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【論説】知の巨人・立花隆が至った永遠の境地

※多岐の分野に跨る立花氏の著作(グーグル画像検索結果より)

 

NHKスペシャル「見えた 何が 永遠が~立花隆 最後の旅~」が4月28日に放映された。ジャーナリストの立花隆氏(80歳没)が1年前の昨年4月30日、急性冠症候群により死去(訃報は6月23日になって公表)し、「知の巨人」と呼ばれた同氏の境地を探った番組だった。

 

立花氏の生涯で第一に取り上げられる功績は、1974年11月号の『文藝春秋』で特報した「田中角栄研究~その金脈と人脈」である。官邸の記者クラブ内では半ば常識だった田中金脈問題を真正面から採り上げ、小学校卒業の最終学歴から成り上がった「今太閤」田中首相を退陣に追い込んだ。

 

ジャーナリストとして功成り名を遂げるきっかけにもなった同問題に特別な思い入れがあるのかと思いきや、立花氏は番組の中で「このせいで人生の多くの時間を浪費させられた」と恨み節を語っていた。「プロ野球には一切の興味がない」と公言していた立花氏にとっては金脈問題も、ベールに包まれた謎や闇の真実を知りたいと願う以上の特別なテーマではなかったのだろう。

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