the-diet国会

原美術館 施主は原邦造氏

品川駅にほど近い御殿山と言えば、泣く子も黙るお屋敷街である。もとは諸大名が軒を連ねていた地である。

その一角にあるのが「原美術館」。

今回の近代建築は、まあるいモダンな原美術館をご紹介する。

 

この建物は昭和13年に建築された。昭和13年といえば戦争を控え何かと喧噪の時代である。そんな角々した時代だから丸いものが欲しかった・・・ということではないが、いかにも昭和モダンを代表とする建築にふさわしい和む空間であり、後々美術館としても成り立つように造られたといっても過言では気もする名建築である。

 

施主の原邦造氏は明治18年生まれの経済人で初代日本航空の社長ほか、東武鉄道を始めとした数々の企業を取り仕切った人物であり、同時に画家としても本格派、俳句も「巌谷古波」という俳号をもつ文化人でもあった。

昔の経済人や富豪は、金にあかせて遊興娯楽に励むことなく、日本文化や芸術にも大いに貢献した人が多い。

記事の続きは有料会員制サービスとなります。

2023年3月より新規会員は新サイトで募集しています。
こちらでご覧ください。

Yamatopress Web News

やまと新聞は日本人による日本のための新聞社です。
会費は月額350円(税込)です。全ての記事・コラムがご覧いただけます。

会員の方はこちら