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【論説】プーチンの謀略に屁理屈を持ち出す知識人

※イメージ画像

 

私たち自由主義国の社会では、たとえ大義や道理のない考えであっても、基本的に人々の発言や思想自体を禁止したり罰したりすることはない(過去の戦争犯罪を美化するような場合は例外となることもあるが)。

 

そのことは憲法第19条でも思想及び良心の自由という形で国民の権利として保障されている。だから、今回のウクライナ侵略でも、いわゆる知識人とされる人々が色々な発言をしては、物議を醸している。

 

橋下徹氏(52)や玉川徹氏(59)らのウクライナに対する降伏提言に始まり、最近は東京大学名誉教授の姜尚中氏(71)による「内戦に近い」「兄弟殺しじゃないかと思っていて」「ある種の近親憎悪」などというプーチンだけが喜びそうな発言も飛び出した。本人の意図ではないかもしれないが、殺戮行為を矮小化し、「当事者同士の問題」とも受け取れる。

 

また、映画監督の河瀬直美氏(52)は、東京大学入学式の来賓挨拶で、ウクライナ侵略に絡み「一方的な側からの意見に左右されて本質を見誤っていないか。誤解を恐れずに言うと、悪を存在させることで私は安心していないだろうか」と述べた。これまた、一方的な「悪」とされているプーチンが安堵するような発言である。

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