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【論説】ウクライナ侵略、決着はトップのクビ次第か

※イメージ画像

 

通常このような発言をすれば、「立場をわきまえろ」「短絡的でいたずらに争いをもたらす発言」などと批判されるところだが、今回ばかりは全面的に賛成したい。

 

米上院議員のリンゼー・グラム氏が3月3日、取材報道やツイッターで「ロシアに(独裁者シーザーを殺した)ブルータスはいないのか?」「プーチン氏を暗殺すればロシアに限らず、世界に大きく貢献することになるだろう」と述べた。さすがに上院議員の発言とあって物議を醸しているが、平和と民主主義を愛する世界中の多くの人々が胸中願っていることを代弁してくれた。

 

これに先んじて3月1日、米国在住のロシア出身実業家アレックス・コナニキン氏は「戦争犯罪は法で裁かれるべきだ」として、プーチンの首に100万ドルの懸賞金をかけると宣言している。通常であれば、国際問題になること間違いなし。冷戦下でこのような発言があれば、大変な騒ぎになっていたところだ。

 

しかし、時代は劇的に変わった。アラブの春あたりから、SNSが瞬時に「今そこにある危機」を世界に届けてくれる。ゼレンスキー大統領自らスマホで現況を報告することで、ロシア軍の非人道的な蛮行が世界を駆け巡る。ロシア当局がいくらウソ発表を繰り返そうと、誰も相手にしない。ロシアの、プーチンの味方は中国や北朝鮮、ベラルーシなど同様の人権弾圧を続けている独裁者、もしくはIOCのバッハ会長くらいしかいない。

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