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【論説】春に台湾有事の可能性

※イメージ画像

 

台湾をいかにして奪うか。中国共産党にとって、宿命の敵・中国国民党の逃避先を手中に収めることで、結党100年の栄光に花を添えることができる。

 

私が習近平だった場合、どんなことを考えるだろうか。毛沢東にも鄧小平にもできなかった自身の政治力を示すレガシーとして何としても台湾を取りに行く。それだけが、もしかしたら残りの政治家人生の目標と言ってもいいかもしれない。

 

当然ながら、着手のタイミングこそが成否を分ける。その千載一遇のチャンスが到来しつつある――彼の頭にそんな妄想が生じていないだろうか。北京オリンピックが2月20日に終了し、パラリンピックが3月4日から13日にかけて行われる。両イベントを無事に終了することで、夏冬の五輪を完遂する実行力と経済力、統治能力があったことをアピールできる。だから、パラリンピック終了までは野心を表には出さない。無論、衛星から確認できる兆候も一切表出させない。

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