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『国民は怒りの声を大にして訴えよう!!』   内田 忠行(声楽家・拉致を考える厚木市民の会・代表)

一体いつまで待ったら拉致問題は解決するのか?

政府は「拉致問題は、政権の最重要課題だ!」との台詞は、「心」のこもらない言葉だけで、一向に進行しない具体的な方向を示さない政府。国民はこの言葉を聞き飽きるくらい聞かされてきた。もっと責任ある言葉を発して頂きたい。

拉致被害者12名中:横田めぐみさんが拉致されてから45年、田口八重子さんが拉致されてから44年、曽我ミヨシさんは44年、増元るみ子さんは44年、有本恵子さんは39年、特定失踪者872名中:藤田進さんは46年、我が厚木市民・渋谷浩邦さんは24年となる。

●国民の生命を守る。●国民の生活を守る。●日本の国土を護る。

どれ一つまもれない国会議員、政府、こんな実行力のない議員に呆れているのは、私だけであろうか。世界一高い給金を国民が収めた血税から支払われ、国会でも真剣に議論する姿の見られない事に、少しは恥を感じて欲しい。

私が、拉致被害者&特定失踪者全員救出奪還訴え活動に入るきっかけを与えて下さったのは、「やまと新聞・編集長:土屋たかゆき氏(元都議会議員)です。

土屋氏の出版記念パーティの修了後、「厚木市でこのブルーバッジを付けている者人はいますか?」の質問に、「見掛けたことはございません。と答えると、「ではこのブルーリボンバッジをプレゼントするから、あなたが厚木市で広めて下さい。」と私のスーツの胸に付けて下さった。これがきっかけとなり私の活動が始まりました。

勤務していた昭和音楽大学時代から、厚木市教育委員会・教育委員長時代も、今まで、東京都内主要都市、神奈川県内主要都市街頭に立ち訴え、署名を求め、政府制作の冊子、チラシを配布した。

平成27年5月からは、活動の場を住まいしている地元・厚木市に移し「拉致を考える厚木市民の会」として同志と共に♦毎月1回小田急線・本厚木北口駅頭広場で市民に、動かない行政に対し訴え、♦毎月1回国会:衆議院第2議員会館、総理官邸前で国会議員に直接訴えようと街頭街宣活動している。

しかしながら、私たち市民は弱い者ですので、訴えても拉致被害者&特定失踪者救出奪還訴えには耳を傾けるものは少なく、無関心に通り過ぎて行きます。

国会では、某議員の第一秘書は「あなた方の訴える声は、議員会館6Fまで届いています。その活動を続けて下さい。」と励まして下さる事もありました。

本厚木では、6年9ヶ月暑い時も、寒い時も訴え続けていますが、市長はじめ行政は誰一人関心を抱き動くものはありません。市民で平成10年8月4日白馬山麓から失踪した神奈川県庁勤務であった「渋谷浩邦さん」(特定失踪者問題調査会・荒木和博先生提供)がいるのに、その命を守ろうとしない。市長は街内に掲示している看板ポスターに「大切な命を守る!」と書いているが、これは大嘘で市長はじめ行政は関心を示さず、動きません。

議員たちは、選挙の時だけは頭を下げますが、当選してしまえばお互いに「先生」呼ばわりです。先生は世の中に「医師」と「学校の先生」だけで政治家が何故「先生」なのだ!? 国民によって選出されたのであるから、むしろ国民の「僕」であるべきです。

『●国民の命を守る』この言葉を重要に捉えて、900人にも及ぶ日本人同胞:拉致被害者、特定失踪者救出に向け、各地方議員、各国会議員は人の為に、国民の為に、国の為に、真剣に働いて欲しい、国家の要諦を理解して議論し、政府に一刻も早く動くよう促して下さい。拉致問題解決には、与野党一体となり臨んでください!!

マスメディアも、拉致問題解決に向け報道してください。

国民は、真剣に議論しない地方議員、国会議員に、政府に怒りの声を大にして訴えて参りましょう。 何としても、日本人同胞救出奪還!!