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【論説】「最後は俺が決める」その心は「最後まで迷っている」

※イメージ画像

 

当初の想像通り、岸田政権は世論の動向を見極めて、「柔軟」に政策転換する「風見鶏」が基本スタンスのようだ。

 

「佐渡島の金山」(新潟県)の世界遺産推薦をめぐり、当初は韓国からの不当な「強制労働」クレームになびいた外務省の横やりを受け入れ推薦見送りに傾いていた岸田文雄首相。ところが、1月27日になって勇躍「最後は俺が決める」と自らを鼓舞する一言で、推薦へと転換した。

 

翌日、岸田氏は林芳正外相や末松信介文部科学相らに「世界遺産に登録できるように、冷静で丁寧な議論をやろう。米国や韓国をはじめ、関係国にしっかりと説明してくれ」と指示した。

 

外交は、平時においては波風の立たないことが何よりも優先される。もちろん、国家が威厳を失ったり、侮辱されたりすることがなければ、波風が立たないに越したことはない。

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