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【論説】マウント取る人間は駆逐されるマウント取る人間は駆逐される

※イメージ画像

 

人気タレントの推移をみると、時代の風潮というものが見えてくる。最近は、人気タレントというと、イコールお笑い芸人というくらい芸人の活躍が目につく。彼らの活躍する舞台は、ネタを披露する漫才やコント、話芸に限らず、司会からロケ、俳優・声優、コメンテーター、モノマネ、シンガー、ラッパー、YouTuber……とその幅は縦横無尽である。

 

人を笑わせるには、機知に長けてないといけないし、コントでは演技力が必須。活躍する芸人の多くが反射的に絶妙の返しをしたり、オリジナルなリアクション芸を披露することで、場を和ませる。鉄板の返しができる芸人ほどプロデューサーも安心して番組を委ねることができるので引っ張りだこになり、同じような芸人ばかりが起用されることも珍しくない。

 

こうした傾向は数十年前から変わらないものの、昨年まで持て囃されていたお笑い「第7世代」を中心とする若手芸人の台頭を見ると、昭和・平成の時代とは売れる芸人の特徴が変わって来た印象を受ける。

 

49歳の私(記者)は1972年生まれで、2007年にはアメトーークで土田晃之氏が「華の47年組生まれ芸人」として取り上げた世代である。土田氏をはじめケンドー・コバヤシ、椿鬼奴、品川祐、青木さやか各氏など現在、中堅で活躍している芸人の多くが同年代だ。範囲を有名人に広げると、木村拓哉、中居正広、マツコ・デラックス、貴乃花、ホリエモン、高橋尚子、新庄剛志などなど。

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