nihonkyousantou「日本共産党の実態」

【日本共産党の実態】  共産主義者の汚い権力奪取のやり方(過去の東欧で) 安東幹(共産主義研究家) 

 日本共産党が、なんとかして野党共闘を実現させて、政権党になることを模索している。しかし、日本共産党を与党にしてはならない。第二次世界大戦後、ソ連共産党は、東欧のいくつかの国で汚いやり方で政権を握った。当時、日本共産党は、ソ連共産党の、実質上、指導下にあった。(戦後すぐ、日本共産党指導部は、ソ連や中国共産党指導部の指導を受け入れ、平和革命路線を検討していたことを自己批判し、武装闘争に決起した。)

 

 ソ連は、第二次世界大戦の終盤、ヒットラーナチスを西へ追いやる過程で、東ヨーロッパの諸国をヒットラーナチスの占領から解放していったが、当初、共産主義政権が樹立されたのは、ハンガリーとチェコスロバキアを除く4カ国だけであった。しかも、4カ国のうち、ポーランドは、汚いやり方で、ソ連共産党の指導下にあったポーランド共産党に政権を握らせたものであった。良識ある人は、その事実を忘れてはならない。共産主義者は、政権を握るために、ありとあらゆることをやってくる。

 

 チェコスロバキアの例(1948年のチェコスロバキアの政変)

 戦後、チェコスロバキアでは、欧米型の民主主義が行われ、選挙によって米英ソに中立の政府が成立していた。マーシャルプランもいったん受諾した。しかし、ソ連からの圧力を受け受諾を撤回。非共産系と共産系の亀裂が深まる中、ソ連の介入の可能性が高まるなどの中で、非共産系閣僚がほとんど辞任に追い込まれ、残ったたった一人の非共産系の閣僚である建国の父マサリクの息子ヤン・マサリクは外務省ビルから転落し死亡した。暗殺説が疑われている。

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