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日本人の「帰属意識」

カザフスタンでの死傷者も多数出た内乱状態もひとまずは収束したようだが、問題が解決したわけではない。背景の一つとしてカザフスタンにはロシア人が350万人も在住していることもあるといわれている。

カザフスタンにいるロシア人の心の故郷はおそらくロシアにあるのだろう。

同じように日本に在住する外国人のアイデンティティも祖国にあるのだと感じる。

どこに住んでいても、母国に属しているという心や意識は、国は違えど同じだと思う。

 

日本は世界でも友好的に外国人に接する国として知られているが、仮にこのような戦時状態に近い事態になった時にどう反応するだろうか。

世界数十か国が参加した調査(2021)の中で、戦争が起きたら国の中で戦うか、という調査を行ったところ90%の戦う意思を示したのがベトナム、ほぼ70%の国が「身を挺して戦う」だったが、残念ながら日本では「戦わない」が20%を切っている。

戦後の国を大事にするのは悪、という教育の成果?でもあり、米軍が戦ってくれるんでしょという他力本願でもあり、平和ボケの極みである。

最終的に、自分がどこの国に属し、どこが一番大事か、という問題に突き当たるのだが、これが「帰属意識」である。

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